オランダ全土、またレッドに。欧州感染地図

欧州疾病予防管理センター(ECDC)は木曜日、欧州のコロナウィルス感染状況地図を更新した。オランダは全土でレッド(赤、感染度高い)に塗られた。これはダークレッドに次ぐ危険度の高さである。北ホランド、南ホランド、フレーフォランド州はすでに赤だったが、残りの9州もオレンジからレッドへと変わった。

ほとんどの州で人口10万人に対し検査結果陽性者は75から200人だった。検査の結果4%以上が陽性だとオレンジからレッドへと上がる。オランダの水曜日の感染者数(検査陽性)は2878人。過去7日間の平均(2513人)を上回った。

隣国も感染者数が増えている。南に隣接するベルギーのフランダース地方はオレンジからレッドへ、ドイツのオランダ国境地域もレッドへと上がった。欧州他国はあまり変化が見られない。イタリアではローマのあるラチオ地方がオレンジからレッドへ。ギリシアもレッドからダークレッドへ。

これに対し中東欧はグリーン。ポーランド、チェコ、スロバキア、そしてハンガリーの感染者は非常に少ない。これらの国は数週間にわたりグリーンを維持している。