コロナ感染者激減し、先週の半数に

昨日まで1週間のコロナ感染者(検査陽性者)数がその前の週の約半数に減った。RIVMによれば69,731名から37,343名への減少である。また一人が何人に感染させるかという再生数Rも、7月16日の2.91から、1へと減った。検査陽性となった人のほとんどが18歳から24歳の若者(64%)である。
ただ陽性となった人の11%はすでに2回のワクチン接種済みという結果も出ている。

感染者数は減ったが入院患者数はこの1週間増え続けており、先週538名。これは先々週より115名増加している。ルッテ首相によれば、高齢者の感染は減っているため、今週が入院患者数がピークとなり、その後減ると予想される。

先月末からの規制緩和から、1日1万人を超すほど急激にコロナ感染者数が増えたが、政府は規制強化は行わなかった。マスクも公共交通機関以外では不要と、ほぼ通常生活に戻ったまま。それでもワクチン接種がほぼ全員に行き渡ったこともあり、感染者数は減り続けている。コロナとともに生きる道を選んだオランダの結果である。