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オリンピック、オランダの注目の選手や競技は?
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今日、2020東京オリンピックが開幕する。オランダはコロナ検査で陽性となった選手が3名出ているが、とくに選手の間では動揺は見られないという。さて、どの競技がオランダでは注目されているのか?テレグラーフ紙のスポーツコメンテーターたちが注目の選手や競技を選んでいる。

陸上では、シファン・ハッセン(女子)。ハッセンは10,000メートルと1500メートルで2019年の世界陸上の金メダルを受賞している。エチオピア出身のオランダ人。
ボートではキャロリーン・フロライン選手(女子、23歳)が注目を浴びている。母親はドイツ出身のボート選手、父親は1988年のソールオリンピック、1996年のアトランタで金メダルを受賞している。
自転車ではハリー・ラブライセンが金メダル候補だ。24歳のラブライセンは、昨年の世界選手権で、スプリント、チーム、競輪の3種目で金メダルを獲得している。
女子ではマチュー・ファン・デル・プールがマウンテンバイクでのメダル候補。
オランダはヨットとウィンドサーフィンでもメダルを獲得しそうだ。ウィンドサーフィンでは世界選手権で優勝経験のあるキラン・バドルー(男子 26歳)。マリット・バウメースター(女子)は2016年のリオデジャネイロでレーザー級で金メダルを獲得している。

開会式はオランダ時間23日13時から、NPO1でライブ中継される。


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東京オリンピック、オランダのメダル獲得数7位で過去最大
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東京到着時にコロナウィルス感染が発覚した選手やコーチが7名という不幸を経験したが、今回の東京オリンピックでオランダ選手団が獲得したメダル数は36個とこれまで最高の25個(2000年、シドニー)という記録を破った。オリンピック種目が927から1081に増えたこともメダル獲得数増加に貢献しているが、小国オランダはメダル獲得数では世界7位と、フランス、ドイツ、イタリア、スペインのスポーツ大国を超えた。

最も注目を浴びた選手は陸上女子5000メートルと10000メートルで金メダルを獲得したシファン・ハッサン選手。1500メートルでも銅メダルを獲得している。そして同じく金2個、銅メダル1個を獲得した男子自転車競技のハリー・ラブレイセン選手である。またマラソンでもソマリアからオランダに難民として渡ったアブディ・ナゲーエ(選手も2位と輝かしい成果を出した。これまで水泳などの水のスポーツでオランダは強かったが、今年は陸上での活躍が目立った。

このほかBMXとウィンドサーフィンでは金メダル2個。ボートではメダル5個。ホッケー女子では金メダル。柔道、アーチェリー、ボクシング、馬術でも銅メダルを獲得している。
閉会式はオランダ時間午後13時から放映される。

東京オリンピック、オランダはこれまでに19のメダル
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昨日行われた女子陸上5000メートルでシファン・ハッサン(28)が金メダルを受賞、オランダでは29年ぶりの陸上競技のメダル獲得となった。ハッサンはこれから行われる1500メートルと10000メートルでも金メダル候補である。

陸上競技のほかにも、これまでオランダは金メダル5個、銀メダル7個、銅メダル7個を獲得している。
自転車の国オランダは、オリンピック競技でも金2,銀2,銅2と素晴らしい結果を出している。アンネミーク・ファン フルーテンは女子個人ロードタイムトライアルで金、そしてニーク・キンマンが男子BMXレーシングで金を受賞。

水の競技でもオランダは強い。髪の毛を青に染めた個性的なウィンド・サーファーのキラン・バドルーが金。ボートでも金1,銀2,銅2と計5個のメダルを獲得している。

現時点(8月3日)で、オランダは合計19個のメダルを獲得し、世界12位。人口1700万人の国としては上出来である。

東京オリンピック、オランダ選手団6人目のコロナ陽性。感染源は不明
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東京オリンピック出場予定の選手など、オランダからの選手団にコロナ陽性者が相次いでいる。ボートの優勝候補であったフィン・フロライン選手を始め、国営放送のコメンテーターであるエルスホフ氏まで、総計6人が陽性という結果になった。

17日に東京入りした選手団に共通しているのは、KLMのアムステルダム・東京便に搭乗していたこと。しかし、KLM機内での感染の可能性は高くないと専門家はコメントしている。国立衛生研究所(RIVM)はこの件についてはノーコメント。ただしRIVMは6月にオランダ航空宇宙センター(NLR)と共同で、機内の感染について調査しており、危険性はかなり低いとの結果を発表している。この結果はWHOとIATAによる結論と一致する。

KLM側も、機内での衛生には十分注意しており、座席なども消毒しているとコメントしている。飛行中は機内の空気は外部に放出。さらにHEPAフィルターを利用しており、ウィルスやバクテリアを99.99%シャットアウトしているという。

感染は、機内だけでなく出入国手続き時なども考えられる。また機内が清浄化されていても、マスクをせずに会話したり接触するなどの行為もありえる。いずれにせよ、オランダでの調査は限界があるため、現在日本側で調査を進めている。

元オリンピック水泳優勝者、200km水泳マラソンで250万ユーロ調達、ガン研究資金に
元オリンピック水泳優勝者であるマールテン・ファン・デル・ワイデンさんが、ガン撲滅基金への寄付金調達を目的に200km水泳マラソンに挑戦した。オランダの北部フリースラント地方では冬季に11の市町村を結ぶ運河でのスケートマラソン(Elfstedentocht)*が行われている。この全長約200kmのスケートマラソンコースを泳ぎ、寄付金を募るのが目的だ。ファン・デル・ワイデンさんは自身も元ガン患者であり、奇跡的な回復後水泳のキャリアを積んだ。レーウワールデン市をスタートにスネーク、ヒンダーローペン、フラネケーなどを巡りレーウワールデンに戻るコースだが、先週の土曜日に開始以来運河沿いは応援する人々で埋めつくされた。

ファン・デル・ワイデンさんは3日間不眠不休で泳ぎ続けたが、月曜日163km地点で気分が悪くなり、これ以上は命にかかわるとドクターストップがかかり水泳は中止となった。しかし、彼を応援する人がその意志を寄付金という形で表し、2,511,302ユーロ(約3億円)が集まった。この寄付金はガン撲滅基金に寄付されガン研究資金として使われる。

ファン・デル・ワイデンさんはオリンピック水泳選手引退後も、数々の講演や今回のような泳いでガン撲滅資金のための寄付を募るという活動を行っている。2004年にはアイゼル湖を横断した。さらに2017年にはイギリスとフランスの間(英仏海峡)を2度横断するという快挙を果たしている。

* スケートマラソン(Elfstedentocht)は、オランダの伝統的な行事で、フリースラント地方の11の市町村を運河伝いにスケートで回る競技。氷の厚さが15cm以上になると開催されるが、温暖化のせいで1997年以来開催されていない。

平昌オリンピック、オランダチーム20個のメダル獲得
2018年韓国の平昌冬季オリンピックで25日閉会式が行われた。オランダは総数20個というメダルを獲得し世界5位。スケート競技の実況中継中、テレビやインターネットに釘付けになっていたオランダ人も多い。オランダチームを率いるイェルーン・バイル氏はインタビューにて「オランダチームはよくやった。メダルの個数には非常に満足している。この数は予想した13−15個以上だった。」と述べている。スケート競技でのオランダの活躍は目覚ましいものがあった。

金メダルを受賞したのは、女子3000メートルのアハターエークテ、男子5000メートルのクラーマー(オリンピックですでに10個目)、女子1500メートルでブスト(同11個め)、1000メートルと1500メートルでヌイス、女子1000メートルでテル・モルス、女子5000メートルでフィッサー、女子1000メートルでスフルティングの8名。

26日(月)にはアムステルダムのオリンピック・スタジアムにオリンピックチームが一同に集まる。表彰式は18時から。

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