オランダ、ついに濃い赤(ダークレッド)国に。

欧州欧州疾病予防管理センター(ECDC)が木曜日発表した国・地域ごとのコロナウィルス感染状態地図で、オランダのほとんどの地域がレッドよりも感染度の高いダークレッド(濃い赤)に変わった。今回ダークレッドに指定されたのは、ユトレヒト州、北ホランド州、南ホランド州、ヘルダーランド州、北ブラバント州、オーファーアイゼル州、フローニンゲン州。4週間前、オランダは黄色あるいは緑だった。

ECDCは、毎週10万人に対する感染者数で地域を色分けしている。過去14日間で10万人に対し200人から499人の感染者がいるとコード・レッド(赤)となる。これ以上になるとダークレッド(濃い赤)に染まり、欧州他国へ向かうオランダからの渡航者に対する規制が強まるb可能性が大きい。
ダークレッドになった地域はスペインではバレンシア、マジョルカ、そしてイビザ。ギリシアのクレタ島も濃い赤となった。フランスの一部、イタリアのシチリア島、サルディニア島、ベニス、そしてローマもこれまでの緑からオレンジへと変わった。