オランダは感染率欧州トップ、他国も上昇中

規制緩和後、オランダでの感染率は急上昇しているが、欧州他国も増加の一途をたどっている。夏休みが始まり、国外旅行を計画する人が多いが、この再発でブレーキがかかりそうだ。

ポルトガルで人気の海岸アルガルベのファロでは、夜間外出禁止令が発令され、ホテルのチェックインにもコロナテスト証明書が必要になった。
フランスも1週間前と比較し63%の増加。7月21日からは、映画館や美術館などの文化施設で、ワクチン証明やコロナテスト証明書が必要になる。さらに8月からは、長距離列車、飛行機、レストラン、バーなどでのコロナ証明提示が義務付けられる。
欧州で最も感染率が高いオランダに続くのがスペイン。カタロニアでは飲食店は12時半に閉店。さらに店内は10名までという規制が敷かれた。また公共の場での飲食が禁止される。
ギリシアでは金曜日から飲食店や映画館などがオープンする。ただしコロナワクチン接種証明書が必要となる。

感染率が比較的低いドイツやイタリアではとくに規制はない。感染率が上がっているベルギーやオーストリアではまだ新規の規制は発令されていない。
オランダでは本日規制について議会で討議される予定。

画像:Volkskrant

各国の規制(オランダ外務省)