レストラン6ヶ所を歩いて巡る「テイスティ・ウォーク」がオランダ全土で大流行

ロックダウンでレストランもカフェも閉鎖中。テラスもまだ開いていない。でも、テイクアウトはたいていの店で可能な現在、散歩をしながら小皿料理を楽しむ「テイスティ・ウォーク(Tasty Walk)」というイベントが流行っている。このイベントに参加したい人は前もって36ユーロのチケットを支払う。これにより、その市内で参加しているレストラン6ヶ所で料理をピックアップし、近くにあるベンチや縁石などに座って(もちろん立ったままでもOK)様々な小皿料理をつまむことができる。テイスティ・ウォークが始まったのは3ヶ月前。その後参加する都市も増え続け、爆発的に人気が高まっている。現在29都市の480のレストランが参加していて、この数はさらに増えそうだ。

もちろん食べ歩きだけでなく、自転車で巡るツアーや、ワインが専門のワインツアーや、宿泊セットというものまで企画されている。企画を計画したレックス・アウブルグ(LexOuburg)さんは、コロナ禍で打撃を受けた外食産業を助けるのが目的だと説明している。現在、アムステルダムやハーグ、ロッテルダムなどの大都市のほか、アイントホーフェンやハーレムやライデンなどの小規模な都市でも開催されている。(参加都市と詳細は以下のリンクで)  この29都市に含まれていない市町村でも同様な試みを計画しているところもあるので、検索するといい。ちなみにアムステルフェーン市でもテイスティ・トレイル(Tasty Trail)というイベントが計画されている。

Tasty Walk