キューケンホフや動物園、劇場など条件付きでオープン

美術館、劇場、遊園地、キューケンホフ、動物園、サッカースタジアムなどが今月再開する。これはあくまでも政府が計画している実験であり、訪問者はコロナ検査陰性証明書が必要だ、キューケンホフやアルティス動物園には一日に5000人という上限付きで入場が可能となる。

政府はどこでどのようなイベントがいつから可能であるかのリストを発表した。(文末にリンク)訪問者はオープン・オランダ協会(Stichting Open Nederland)が行うコロナウィルスのスピード検査を直前に行い、陰性の場合には中に入れるという仕組みだ。この実験に参加したい人は、事前にイベントのオーガナイザーに申請する。ちなみにこのリストによれば、キューケンホフは4月9日、10日、11日にオープンする。

4月18日には、ロッテルダムのカイプスタジアムで行われるサッカーのKPVB杯の決勝を、アムステルダムのアリーナに設置される巨大スクリーンで鑑賞できる。これには5000人の観客が許可される。アーネムでは3000人のファンがフィテッセのスタジアムで観戦が可能となる。その1週間後にはサッカー・エールディビジの試合がすべて観戦可能となり、アリーナで行われるアヤックス対AZの試合には7500人の入場が許可される予定だ。このほかにも、ヨガレッスンや少人数の会議、カジノなども実験的再開リストに載っている。

その他の規制緩和については金曜日の閣僚会議で話し合いが行われ来週火曜日の記者会見で発表される。フラッパーハウス司法大臣は、安全理事会が暫定的に計画している4月20日からの規制緩和もあり得ると述べている。ただし今回の実験の結果次第で5月からの再開の可否が決まるという。

すでに集団でのイベント参加に関しては実験は行われており、3月7日にはアムステルダムのジゴ・ドームで1300人が「モルモット」としてダンスパーティに参加している。ただしマスクをつけるなど様々な規制はあったものの、ソーシャルディスタンスなしで、ダンスとドリンクを楽しんでいた。

実験的なイベント再開リスト