オランダからの海外渡航禁止解除は5月半ば以降になるか?

「現在施行されている海外への渡航禁止はおそらく5月半ばまで延長されそうだ。」と月曜日政府筋がオランダの新聞デ・テレグラーフ紙に語った。

旅行好きで有名なオランダ市民の一番の関心はイースター休暇と5月休暇(5月1日から9日)。この休暇に国外旅行ができるか否かが最大の関心事であるが、おそらくコロナ規制緩和はこの時期までないかもしれない。本日23日夜にルッテ首相(暫定内閣)が記者会見で規制緩和について発表するが、これまでメディアに流れた情報によれば、海外渡航は難しそうだ。オランダ外務省は世界各国のコロナ感染危険度を黄、オレンジ、赤で塗り分けているが、黄色は渡航可、オレンジは不要不急の渡航禁止(ビジネスなどは許可)、赤は渡航禁止である。

夏休みの国外移動に関しては、前回の記者会見で首相と健康省大臣は規制緩和はされると楽観的であったが、今後の感染状況でどうなるのかは未定だ。計画どおりだと7月の初めまでに、希望者全員がコロナワクチンの接種を受けられるはずというのが、この国外渡航禁止が緩和予想の根拠である。現時点(3月23日)では、4月半ばまで世界全土への渡航が例外付きで禁止されている。(地図上のオレンジと赤)

オランダ外務省、渡航アドバイス