1月7日のニュース、米議会暴動、ワクチン、ロックダウン効果

オランダのメディアは米国でのトランプ大統領支持者による国会侵入・暴動で紙面や画面が埋め尽くされており、オランダの米国政治に対する関心が高いことを物語っている。
コロナ関連では、昨日6日、オランダで初めてのワクチンが医療・介護従事者に対し接種された。今後の接種予定は、「オランダのワクチン接種計画」を参照。現在はファイザー社のワクチンが配布されているが、モデルナ社製のワクチンもEUで承認され、今後オランダにも配布されることになった。コロナウィルス陽性者数は1日7000人台へと減ってはいるが、RIVMによれば、ロックダウンの効果はまだ現れていないという。コロナ検査で陽性となる割合が1週間前の13%から13.7%へと増えていることが問題となっている。またイギリスで発生した変異体コロナウィルス感染もオランダで50件報告されている。ロックダウンの効果が現れていない原因は、3月の第一回ロックダウン時と比較すると、外出が増えていること、感染に注意しなくなっていること、在宅勤務を守らない企業が増えていること、そして感染力の強いイギリスの変異体ウィルスが侵入していることなどが挙げられる。
報道によれば、ロックダウンは当初の1月19日までの予定より最低2週間は延期される可能性が高いようだ。