コロナ危機が去った後も在宅勤務可能に、オランダ大手金融ING

53,000人の従業員を擁するオランダ大手金融INGでは、コロナ禍が過ぎ去った後も在宅勤務が可能になる。INGのトップであるステーフェン・ファン・ライスヴァイク氏が水曜日メディアに発表した。業務のうち少なくとも半分は在宅勤務でできると推定している。

世界各国でコロナ第2波や3波が広がっている現在、80%のING従業員は自宅で仕事をしている。これまでの経験から多くの業務が在宅勤務で可能であることが実証されたという。このため、今後はオフィスの設計も変更するとINGトップ。「今後オフィスはサッカースタジアにある食堂のようになるかもしれない。グループが気軽に集まってちょっとした会議をし、その後は解散して自宅で仕事という形式になる。」 オランダ国内の銀行はすでに次々と銀行窓口のある支店を閉鎖し、ほとんどの顧客業務はインターネットで可能となっている。
米国大手IT企業であるマイクロソフトやツイッターも将来的に在宅勤務も勤務形態に取り入れると発表している。