11月17日のコロナウィルス規制に関する記者会見

17日夜、ルッテ首相とデ・ヨング国民保険省大臣は記者会見にて今後のコロナウィルス規制について方針を発表した。感染者数は減少を見せているもののまだ予断は許さない状況だ。このまま規制を緩和することでコロナ禍が再開する可能性がある。飲食店閉鎖という部分的ロックダウンはこのまま継続。いつ再開できるかについて具体的な回答はなかったが、コロナ規制自体は1月半ばまで続く。年末年始休暇の規制緩和についてはおそらく12月の半ばに発表する。

*コロナ検査: 12月1日から症状がない人もコロナウィルス検査を受けることが可能となる。ただし感染している人に接触した可能性がある人が対象となる。
*マスク着用義務:12月1日から、店舗、美術館、レストラン、劇場などの公共の屋内でのマスク着用が義務付けられる。

11月19日(木)からの規制緩和

*集会: 自宅には3人まで招待できる。1日に1度。屋外では4人のグループが行動できる。屋内でのグループは30人まで。
*美術館、映画館、動物園、図書館、劇場などは再開する。

その他
*通勤や旅行:できるだけ在宅勤務を行う。旅行もできるだけ避ける。海外への不要不急の渡航は1月半ば過ぎまで控える。
*飲食店:閉鎖。ただしテイクアウトは可能。ホテルでの宿泊者はホテル内でのバーやレストランの利用は可能。
*イベント: イベント開催は禁止。ただし、マーケット、映画、劇場、美術館などは除く。
*葬式:参列者は100人まで。
*スポーツ: 18歳以上の人は1.5メートルを開ければスポーツ可能。個人競技あるいは4人までの団体競技は可能。コンペは禁止。ただしプロのサッカーなどは許可される。ただし18歳未満の子供や若者はチームスポーツは可能。ただし、キャンティーンやシャワールームは閉鎖。
*動物園、美術館、図書館などは前もって予約が必要。