コロナ規制、クリスマスや正月休暇はどうなるのか?

12月から1月初頭にかけて休暇旅行やパーティの計画はたてられるのか? レストランやバーは再開するのか? オランダ人の最大の関心事である年末年始の規制について、本日火曜日夜の記者会見で首相と国民健康省大臣が発表する。我慢を強いられてきた国民にある程度の規制緩和も必要だが、緩和でコロナ感染拡大が再燃するかもしれないという懸念もある。

第一波が去った6月の規制緩和と比べ、おそらく今回の緩和はゆっくりと段階を踏んだものになりそうだ。少なくとも第3波を引き起こすようなものであってはならない。12日前から2週間の期限付きで行われた美術館、劇場、図書館、プール、動物園などの閉鎖は水曜日が期限となっており、木曜日から再開するはずだ。この2週間の閉鎖が実際にどれだけの効果があったのかはまだ分析されていない。

10月13日から強制されている飲食店閉鎖という部分的ロックダウンに関しては大きな効果が出ていることは明らかで、感染のピークは過ぎたことも確かだ。1日毎の感染者数は増減があるが週毎に見ると減少の途をたどっている。ただし、先週の減少のペースは先々週よりも遅い。昨日月曜日のウィルス検査陽性者数は4873人と先週の月曜日よりも増えている。

政府の方針では、「1日の感染者数が1200人以下になった時点で緩和が可能」となっている。ICUへの入院者数も1日10人以下でなくてはならない。デ・ヨング大臣は感染者数の減少は認めるものの、まだまだ高いとコメントしている。
今一番気になるのは部分的ロックダウンの解除、つまり飲食店の再開であることは間違いない。しかし夏の再開後にコロナ感染者数が増えたという経験から政府は非常に注意深くなっている。
本日の記者会見は午後19時から。

火曜日19:00からの記者会見