ストロープ・ワッフル、米プロスポーツ選手の間でヒット

オランダの伝統的なお菓子であるストロープ・ワッフル(薄いワッフルの間にシロップを入れてはさんで焼いたもの)が、アメリカのスポーツ界で人気を呼んでいる。バスケットのNBAでは、選手が試合中のエネルギーを保持するために食べている。

ストロープワッフルは近年米国に紹介されたお菓子だが、スポーツ選手たちが食べているシーンがテレビなどで放映され、SNSを通じ爆発的に広まったようだ。

米国企業ハニー・スティンガー社は、NBAに所属する全30チームのうち18チームにこのストローフ・ワッフルを納めている。選手たちは糖分を補うためにこれを食べているのだが、スポーツ用にこのワーフェルは通常のキャラメルシロップの代わりに、蜂蜜を挟んでいる。

アメリカでこのオランダのお菓子が広まったのは2015年にユナイテッド航空が機内で配ったのが始まりだ。ユナイテッドは2018年にストロープ・ワーフェルの機内配布を中止したところ、苦情の嵐にあったため、カムバックさせたという経緯がある。
さらに、マクドナルドもストロープワッフルのアイスクリーム「マックフラリー」を昨年夏から導入して以来、爆発的に広まったという。それ以来、ストロープ・ワッフルは米国全土へと広まっていったらしい。
ストロープ・ワッフルは単に糖分の塊だが、味がアメリカ人に受けているらしい。そういえばアムステルダムでは、観光客向けに各種トッピングを選べる新しいストロープ・ワッフルの店が雨後の筍のごとくできている。