チーズの外皮は食べる?食べない?

白カビのついたようなカマンベールの外皮は食べるのか食べないのか?エダムチーズはどうなのか?こういう疑問は日本人だけでなくオランダ人も投げかけているようだ。ネットニュースのNU.nlが調査を行い疑問に答えている。

チーズはミルクに乳酸菌や酵素を加えて作る。タンパク質が固まってカードが生成され、これがチーズの基本となる。これに塩を加えるなどして熟成させたのがチーズ。オランダのチーズは、その後カビやバクテリアの侵入を防ぐためにポリ酢酸ビニル素材で周りを囲う。実際に食べても健康に問題はないというが、あくまでもパッケージのような役割をしているものなので食べないほうがいいらしい。

これに対しブリー、カマンベールなどの白い外皮がついているソフトチーズは、外皮は食べることができる。これらのチーズの外皮は熟成の経過で自然にできたものなので問題ないと専門家。ただし、パッケージから出して時間が経過すると外皮が厚くなったり、臭いが強くなるため、これを敬遠する人もいる。カマンベールのような白い外皮だけでなく、マンステールのようなオレンジ色の皮も同様だ。モルビエなどもこれに属する。

これに対し、コンテ、ボーフォール、エメンタール、パルメジャーノといったチーズの外皮は、健康には害がないものの硬すぎるしおいしくないので食べないほうがいい。と専門家。このほかロックフォールやチェダーと行った外皮がついていないチーズもいくつかある。最近ではオランダのチーズも外皮なしで売られているのも見かける。