オランダは食べられる雑草/薬草の宝庫

きれいに整えられたオランダの庭では雑草は目の敵にされています。この多くが食用やお茶に適しているのをご存知ですか。以下はNRC紙に紹介されていたオランダの道端でよく見かける雑草とその使い方です。このほかにも、ヨモギやドクダミも生息しています。オランダ語名称を付け加えてありますので、インターネットなどで画像を確認してからご利用ください。

1. オレガノ(Wilde marjolein): イタリア料理などのハーブに。お茶は消化を助けると言われている。
2. イラクサ(Blandnetel): さわるとピリピリと痛い草。血液浄化を促すので乾燥させお茶。ビタミンとミネラルに富む。
3. タンポポ(Paardenbloem): 葉はサラダに。花はレモネード。根は乾かしてコーヒーに。
4. ハナウド(Berenklauw): 乾かした種をアルコールに漬けると性欲剤になるとか。
5. 野生にんじん(Wilde peen): 葉はサラダやおひたしに。
6. ヒナギク(Madeliefje): ビタミンCに富んでいるので、そのままで。
7. マツヨイグサ・月見草(Teunisbloem): つぼみをお酢につけてケッパーをつくる。
8. イワミツバ(Zevenblad): 日本の三つ葉の味
9. イタドリ(Japanse duizendknoop): オランダ名に「日本の」とあるので、日本からやってきたものかもしれないが、雑草として目の敵にされている。ルバーブのような酸味がある植物で、
10. カキドオシ(Hondsdraf): 小さなシソのような植物で、バジリコのようなペストが作れる。