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海のプラスチックごみ回収プロジェクト開始、オランダの青年の構想が実現
5年の歳月と273個の模型作成を経て、8日やっとこの「オーシャン・クリーンアップ」プロジェクトがサンフランシスコで開始した。オランダ人青年ボイヤン・スラット氏(24)が開発した世界初の海のプラスチックごみを回収する清掃システムだ。プラスチックごみを回収する巨大な浮遊装置がこの日「太平洋ごみベルト」に向け、サンフランシスコのゴールデンゲートブリッジを出港した。装置は長さ600メートル、深さ3メートルのU字フェンス型。動力源はなく、波や風そして海流を利用して海面を浮遊しながら、ごみを回収する。

浮遊装置はこれから太平洋ごみベルトを1800キロに渡って移動する。ハワイとカルフォルニアを結ぶフランス国土の3倍の面積といわれるプラスチック・スープを回収する。回収されたプラスチックごみはリサイクルされる。約2000万ユーロ(25億6000万円)の費用は寄付や企業の協賛金でまかなった。

ボイヤン・スラットはスラットはギリシアの海でダイビング中に、魚の数よりプラスチックバッグが多いことにショックを受けた。高校在学中にプラスチックによる海洋汚染、そしてこれを清掃・回収するための経済的、ロジスティック、技術的な方法を6ヶ月かけて研究した。2012年、スラットが17歳のときにTEDのローカル版TEDxDelftでこの海流を利用してごみを回収するシステム計画を発表、大きな反響があった。 その後デルフト工科大学で宇宙工学を学んだが中退し、このオーシャン・クリーンアッププロジェクトに注力している。


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海洋プラゴミを回収する「オーシャン・クリーンアップ」新機材で成功
オランダ人の青年ボイヤン・スラット(25)が始めた海のプラスチックを回収するプロジェクト「オーシャン・クリーンアップ」が、新しいテスト機材でゴミを回収するに成功したと2日発表した。今回スラット氏は新しいプラスチック回収機を開発、昨年10月から試験を重ねてきたが、今回ついに太平洋のハワイ沖での実験に成功した。新しい機材は、大きなプラスチックゴミだけでなく、1ミリ程度のマイクロプラスチックと呼ばれる細かいものも回収できた。

以前に開発された機材ではプラスチックを集めても回収できないという問題があった。そもそもオーシャン・クリーンアップは海流を利用しゴミを捕らえるというのがコンセプトなのだが、システムとゴミの流れの速度の違いにより、回収が難しかった。新しいシステムではパラシュート・アンカーを利用し、速度を調整。これによりゴミとシステムの速度を協調させた。今回の実験は世界で最もプラスチックのゴミが多い、太平洋のカリフォルニアとハワイを結ぶ地点だ。数十億個といわれるプラスチックの破片や塊は合計で数百万キロに及ぶ。

このプラスチック回収計画は、まだ高校生だったボイヤン・スラットが7年前に発案したもの。スラット氏は大学で宇宙工学を学ぶも中退しこのプロジェクトに挑むことになった。2017年には、シリコンバレーの起業家マーク・ベニオフ氏や慈善家のピーター・ティール氏そしてオランダの化学会社DSMなどから合計3150万ユーロの資金援助を受けている。

オランダ:海洋を浮遊するプラスチックボトルを減らす方策に業界合意
海洋プラスチックゴミと呼ばれる海洋に浮遊するプラスチックが問題となっている。海に捨てられたプラスチックごみは,小さなマイクロプラスチックとなって,海洋の小さな生物に食べられ,海の食物連鎖に取り込まれる。やがて私たちの食卓にあがってくる。おまけにマイクロプラスチックには,発がん性や生殖異常を引き起こす人体に有害な化学物質が含まれている。プラスチックごみの多くがプラスチックボトルによるもので、毎年5000万から1億個のプラスチックボトルが海洋に浮遊している。

オランダ政府は業界とこのプラスチックごみを減らす合意に達した。これまで大きなボトルは販売価格にボトル代が含まれており、返却するとこの代金が戻るというシステムを実施してきた。ただ小さいボトルにはこのボトル代システム(Statiegeld)は適用されておらず、そのままゴミとして廃棄処分されていた。今回の合意は包装業界が海洋プラスチックごみを70−90%減らさない限り、2021年から小さなボトルにもボトル代を含めるというもの。これまでスーパーマーケットやソフト飲料そして包装業界からの反対で計画が進まなかった。インフラと水担当副大臣のファン・フェルトホーフェン氏は革新的な合意だと述べている。

新システムでは小さなボトルに10−15セントのボトル代が加算されることになる。ただしボトルの質はリサイクル用にもっと高いものとなる。この合意に対し環境保護団体グリーンピースは、施行が2021年では遅すぎると批判的だ。またリサイクルネットワーク、プラスチック・スープ基金そして北海基金も、海洋プラスチック増加を3年間も何もせずに放置することを非難している。

オランダの青年が発明した海洋プラスチックゴミ除去装置、まずは対馬海峡から
若いオランダ人ボイヤン・スラット(21)が発明した、海洋に浮かぶプラスチックゴミを清掃するという夢のような装置が、来年から実用化される。世界の海に50万トンあるいは数百万トンも浮かんでいるとされるプラスチックごみは、「プラスチックのスープ」とも呼ばれ、漁業や観光業に毎年、数千億円もの損害を与えている。プラスチックごみは海洋生命を奪い、海洋生物が摂取すると食物連鎖に入り込み、イルカや鯨をも巻き込む。

スラット氏は本日韓国のソウルにて、自分の会社である「オーシャン・クリーンアップ」が2016年には最初のプラスチック捕獲機を設置すると発表した。最初の捕獲装置は日本と韓国の間にある対馬列島の付近に設置される予定。対馬には約4万人の人が暮らしているが、ひとりあたり1立法メートルものゴミが海岸に打ち寄せられるという。この2キロメートルに及ぶ海洋ゴミ除去装置はプラスチックゴミが対馬に漂流してくる前に捕らえる。

スラット氏は2013年に19歳の若さで「オーシャン・クリーンアップ」を設立。海流の力を利用してプラスチックを集めるという画期的な方法を発明した。資金はクラウドファンディングを利用し、160カ国から13万8000人の人から約200万ドルを調達するのに成功した。スラット氏は高校生の時にこのシステムを思いつき、その後デルフト工科大学に進学した。昨年には国連の地球のチャンピオン賞という環境保全に尽力した人に与えられる賞を受賞している。

スラット氏の発明は、V字型の浮きアームを海洋に設置し、海流によって流されてきたゴミを捕獲するというもの。このゴミはタンカーで収拾されて最終的には裁断し再利用される。オーシャン・クリーンアップの計画はさらに拡大する。5年以内にカリフォルニアとハワイを結ぶ太平洋に100kmにわたる除去機を設置する計画。これが実行されれば、太平洋に浮かぶプラスチックゴミの半分は除去されるという。

オランダ人学生, 海洋クリーンアップ計画のクラウドファンディング成功
世界中の海に漂うプラスチックを回収するというとてつもない計画「ザ・オーシャン・クリーンアップ」を立ち上げたのは、当時19歳だったデルフト大学の学生ボヤン・スラット。20歳になった今クラウドファンディングで目標の200万ドルを集めるのに成功した。

スラットはギリシアの海でダイビング中に、魚の数よりプラスチックバッグが多いことにショックを受けた。高校在学中にプラスチックによる海洋汚染、そしてこれを清掃・回収するための経済的、ロジスティック、技術的な方法を6ヶ月かけて研究した。2012年、スラットが17歳のときにTEDのローカル版TEDxDelftでこの計画を発表、大きな反響があった。

スラットのクリーンアップ作戦は、海を漂流するプラスチックゴミのみをターゲットにし、能動的に回収しに行くのではなく、風と海流を利用し、受動的に流れてきたゴミをキャッチしようというもの。イメージとしては、海面に浮かぶ棒状のものを100kmに渡り並べる事で、流れ着いたゴミを収集する仕組みである。この仕組みは、船や網を使うわけではないので、魚が引っ掛かったりする事はなく、プラスチックゴミのみを回収することが可能となっており、海洋環境に影響を及ぼす事なくクリーンアップ活動ができる。

TEDでの放映後、このプロジェクトに関する批判や疑問が投げかけられたが、スラットは1年間にわたるリサーチを行い2014年6月に研究結果を発表、コンセプトの正当性を確認した。このリサーチには100人以上の専門家とボランティアが参加し、デザインの機能、嵐への耐久力、環境への影響、費用対効果などを分析した。このフィージビリティスタディの直後にスラットはクラウドファンディングを開始し100日で200万ドルの目標額を集めることに成功した。
次のステップはシステムの構築と大規模なテスト操業である。