スーパー「Jumbo」のトップ、マネロンに関与か

検察はマネーロンダリングの大規模な捜査を行い火曜日9人の容疑者を逮捕した。この中に大手スーパーマーケットグループ「Jumbo」のオーナーであるフリッツ・ファン・エールド氏(58)も含まれている可能性がある。

日本のマルサにあたるオランダの税務情報機関であるFIODは、火曜日朝フローニンゲン、ドレンテそして北ブラバント州にある複数の住宅とオフィスをマネーロンダリングの疑いで家宅捜査した。マネーロンダリングの中心になっている人物の周りのネットワークを探ると8人が浮き上がった。これら9人を検察が逮捕したもの。

検察とFIODそして警察は、この中心人物をめぐるマネーロンダリングをかなり長い間調査を続けてきた。不動産取引、車の売買、モータークロスでのスポンサー契約を使ったマネロンである。さらに車の売買でのVAT税逃れも含まれる。

Jumboのトップであるファン・エールド氏は、車とレースの大ファンで、自分でもルノー・フォーミュラ・レースに出場したり、パリ・ダカール・ラリーにも5回も挑戦している。またJumboはモータークロスのジェフリー・ヘルリングスをスポンサーしている。同氏はスポークスマンを通じ「まだ詳細については何も発表できない。」と話している。