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スーパー「Jumbo」のトップ、マネロンに関与か
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検察はマネーロンダリングの大規模な捜査を行い火曜日9人の容疑者を逮捕した。この中に大手スーパーマーケットグループ「Jumbo」のオーナーであるフリッツ・ファン・エールド氏(58)も含まれている可能性がある。

日本のマルサにあたるオランダの税務情報機関であるFIODは、火曜日朝フローニンゲン、ドレンテそして北ブラバント州にある複数の住宅とオフィスをマネーロンダリングの疑いで家宅捜査した。マネーロンダリングの中心になっている人物の周りのネットワークを探ると8人が浮き上がった。これら9人を検察が逮捕したもの。

検察とFIODそして警察は、この中心人物をめぐるマネーロンダリングをかなり長い間調査を続けてきた。不動産取引、車の売買、モータークロスでのスポンサー契約を使ったマネロンである。さらに車の売買でのVAT税逃れも含まれる。

Jumboのトップであるファン・エールド氏は、車とレースの大ファンで、自分でもルノー・フォーミュラ・レースに出場したり、パリ・ダカール・ラリーにも5回も挑戦している。またJumboはモータークロスのジェフリー・ヘルリングスをスポンサーしている。同氏はスポークスマンを通じ「まだ詳細については何も発表できない。」と話している。


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存続が危ぶまれていたHEMA、オンラインやスーパーJumboとの提携などで窮地を抜け出すか
3月の半ばからオランダで始まった外出自粛で、大手小売ヘマ(HEMA)の売上が激減し経営困難に陥っていた。しかし、「店舗だけでなくオンラインでの売上を伸ばすなどで、業績はいい方向に向かっている」と月曜日HEMAのスポークスマンが発表した。店舗では厳重なコロナウィルス対策をとっており消費者も戻ってきている。買い物客の数はコロナ危機以前には及ばないが、ひとりあたりの購入金額が大きく増加している。さらにオンラインでの販売は昨年同時期の4倍にまで増えている。

HEMAの店舗はオランダでは開店しているが、ドイツやベルギー、フランスなどでは完全閉鎖していて、これが財政難の大きな要因となっていた。だが、ドイツは来週月曜日からオーストリアでは5月の初めから再開することが決まっている。HEMAは欧州12カ国で事業を展開しているが、各国で政府の財政援助を申請しているという。オランダでは店舗のオーナー会社と交渉し、4月と5月の家賃を減額してもらっている。

HEMAはさらにスーパー大手ユンボ(Jumbo)とも提携することで財政建て直しを図ってきていた。昨年12月に結んだ提携を受けJumboはHEMAの17ヶ所の店舗の賃貸料支払いを引き受けた。さらに6つの駅でHEMAとJumbo共同のショップを設置し、Jumboがフードとドリンクを供給する。またオランダとベルギーではJumboスーパー内でHEMAの商品を販売することも計画のひとつだ。現時点では、12ヶ所のJumbo店舗内で紙類やパーティ用品などのHEMA製品を販売しているが、6月末には50ヶ所の店舗でHEMA製品専用コーナーができる予定。

スーパーのJUMBO、135種の精肉と加工肉、リステリア菌感染の疑いで店頭から排除
スーパーマーケットのユンボ(Jumbo)は、精肉製品の大半を店頭から排除した。同スーパーが仕入れている精肉業者3社のうちの1社であるアールスメールのオファーマン社が、自社製品がリステリア菌に感染している可能性が高いと発表。これを受けユンボは店頭から同社の肉類を排除することになった。オファーマン社はユンボのほかアルディ(Aldi)にも卸している。ユンボは135種類の加工肉をそしてアルディは4種を店頭から取り去った。感染の可能性のある肉は以下のリスト。

このリストにある肉類を買った消費者は店に戻し返金を要求できる。現在店頭に置かれている肉や加工肉は安全だといいう。オファーマンは現在就業停止をしており、スーパーへの肉の供給は他の業者が行っている。
リステリア菌は食中毒の原因となる可能性がある。感染の可能性は高くないが、感染すると症状は重いと言われる。とくに妊婦が感染するとリステリア菌が胎盤を通過して胎児へ垂直感染し、流産や早産及び死産の原因となる。

ハイネケンとスーパーマーケット「Jumbo」のビール戦争
オランダ大手スーパーマーケット「ユンボ(Jumbo)」は4日、新聞にハイネケンビールがビールケースを十分に供給しないという抗議広告を掲載した。同スーパーはハイネケンを告訴すると発表している。これに対しハイネケン側はビールケースが足りないためと説明しているが、ユンボはそれはありえないと反発。両者はこの広告掲載前から長い間「戦争状態」にあった。
ユンボは24本ケース入りビールを目玉商品として特別価格で販売している。ユンボが出した新聞広告は「ハイネケンはケース売りキャンペーン期間が長すぎると見ています。でも私たちはこの価格設定を変える計画はありません。」というもので、ハイネケンの小売価格に対する干渉を非難、さらに1ケースを買うと2ケース目は半額というキャンペーンまで始めたのである。

オランダそしてEUの法規制によれば、製造業者が小売価格に干渉するのは禁じられている。ハイネケンも「小売価格は当然自由競争である。」との見解を公表しており、「現在ユンボ側と調停中である。」という。
現在ユンボではブラスチックのケースが足りないため24本入りダンボール箱で販売しているが、このビール戦争も消費者にとっては悪くない。

「Jumbo」スーパーで初のブロイラー鶏販売中止
身動きの取れないような狭く日光の当たらない空間で嘴を切り取られるという最悪な飼育環境で飼育されたブロイラー鶏の販売を大手スーパーマーケット・チェーンである「ユンボ(Jumbo)」は先陣を切って販売中止に踏み切る。食肉用動物愛護団体である「Wakker Dier」が本日発表したもの。ホルモン剤などを大量に使用し最短時間で異常に大きく育てられたブロイラー鶏肉は低価格で一般スーパーや店舗で販売されているが、この団体はブロイラー鶏の飼育と販売に反対を続けてきた。

来週月曜日から「ユンボ(Jumbo)」スーパーで販売される鶏肉は、これまでのブロイラー鶏が飼育されている場所より56%広い空間で、飼料にもこれまでより少量の育成剤を使用している。日光も鶏舎内に入るのでより自然に近いという。
ただしユンボが販売する鶏肉は愛護団体が要求する基準にはまだ達していない。飼育時間はこれまでのプロフ鶏とほぼ同じであるし鶏は鶏舎から外に出されない。同スーパーは2015年末までにはこの基準に達する鶏肉のみを販売すると述べている。

一方オランダ最大のスーパーマーケットチェーンであるアルバート・ハイン(AH)は、「100@%責任ある鶏肉」と称した鶏肉を販売しているが、同団体によれば飼育状況はこれまでと全く変わっていない。このため広告監視委員会に意義を申し立てたところ、AHの表示は事実と異なることが認められた。
今のところオランダで安心して食べられる鶏肉などの食肉は「Bio」「Eco」の表示があるもの。

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