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極暑がやってくる、熱中症に注意
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金曜日はオランダでも30度を超す暑い日になる。土曜日も同様に気温が上昇することが予測されている。突然の暑さで体が慣れていないと腎臓や脳に負担がかかり健康に不調をきたすことがあるが、これをどうやったら防げるのだろうか。統合生理学教授のマリア・ホプマン氏のアドバイスを紹介する。

部屋を涼しく保つには、まず朝早く窓を開けて涼しい空気を入れる。そのあとは窓とカーテンを閉める。体を冷やすには首の後ろを冷たいタオルで冷やしたり足を水につける。きちんと水分をとるのも重要だ。

集中力がなくなる。これを防ぐには汗をかくのが一番だという。このためには水を飲むのが大切だ。どのくらいの水が必要なのかは人によって違うがだいたい1.5から2リットルが目安で、肉体労働をする場合には3リットル。

さらにホプマン氏によれば、冷房がある場所にいるよりも、逆に外に出て散歩などするほうがいいという。ともかく暑さに体が慣れることが大事らしい。また暑さで食欲がなくなることもあるが、食事を摂るのも大事だという。高齢者は暑くても喉が渇かない場合があるが、それでも水分の補給は忘れてはならない。


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オランダ、極暑到来で来週は40度になるところも?!
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来週これまでの最高気温を更新する可能性があるかもしれない。気象モデルによって予測は異なるが、42度になるかもしれないし、25度にまでも上昇しないかもしれない。極暑となる可能性はかなり低いかもしれないが、この違いはどこから来ているのだろうか?

今週は週末にかけて気温が上がりそうだ。これはポルトガルやスペインからの暖気が北上してくるからだという。ただどの程度の暖気がオランダまで達するのかはまだ不明である。この大気がどれだけ熱を蓄積するのかにもよる。しかし気象専門家が来週極暑になるかどうか決定的な予測をできないのは別の理由がある。「冷却係数が不確実」というのがその理由だという。オランダの周辺に高気圧が存在しているが、この動きが鍵だという。高気圧がイギリス上空にあれば、風は北からオランダに吹いてくる。この風は海上の上空を動くため冷やされて冷気を帯びる。この場合には最高気温はそれほど上昇しない。

別のシナリオでは、高気圧がオランダの東部に位置するとする。こうなると南西風が暖気をもたらすことになり、気温が42度まで上昇するとことも予測範囲になる。この場合には、来週の月曜日と火曜日が暑さのピークとなる。その後気温は少しずつ下降するという予想だ。このシナリオが的中するかどうかは今週末にもっと明らかになるはずだ。

オランダで気温が40度以上になるなどとはこれまで想像もつかなかったが、3年前に1度ブラバント州のGilze en Rijenで40.7度を記録している。それまでの最高気温は1944年の38.6度だった。

オランダも極暑に、今週の木曜日から37度にも
オランダでは例年にない暑い日が続いているが、今週にはこれがピークに達しそうだ。気象予報機関MeteoGroepによれば、今日火曜日から30度を超える日が続くという。最も気温が上がるのは木曜日と金曜日。約1ヶ月近く続いた夏日がピークとなる。

5月から高気圧が張り出し雨が少ない暑い日が続き、地上は乾燥しきっている。通常だとこのあと降雨により暑さにもブレーキがかかるのだが、今年は例外でさらに暑さが増している。ただ風は北風や北西風で湿気もないなので夕方からは過ごしやすい。
木曜日と金曜日には高気圧はスカンジナビア上空にとどまるため、通常だと北海からの涼しい風が暑さをやわらげてくれるのに、この2日間はドイツやポーランドの温まった風が暖気を運んでくる。このためオランダ東部と南部内陸部では37度にまで上昇すると予想されている。アムステルダム付近でも35度近くになるという。土曜日以降は少しずつ気温は下がる予想だ。


オランダ、今週は極暑に
本日の予想最高気温は26度、その後30度以上の日が続く。オランダではこれをトロピカル(熱帯日)と呼び、極暑対策を呼びかけている。
国立健康・環境局(RIVM)は極暑対策計画(Nationaal Hitteplan)を発表した。この計画では、高齢者、病人などの暑さに弱いグループやその介護にあたる人々に対し予防対策を講じている。

27度は日本では極暑とは言えないのだが、オランダでは27度以上の日が4日以上続くとこの極暑対策計画が実施される。土曜日には35度が予想されているが、ちょうどこの日は自転車のレースであるツール・ド・フランスのスタート地点がオランダのユトレヒト市となっており、多くの観客が集まるとみられる。RIVMは、対策として水を多く摂取すること、薄着をすること、午後に運動をするのは控え日陰にいることをアドバイスしている。

今後20年のオランダの気象予想。大雨、極暑、暖冬
オランダ気象台(KNMI)が発表した今後20年の気象予測によれば、大雨、ひょう、雷などの極端な気象状況が増える。さらに2085年までに水位は25から80cm上昇する。
冬はこれまで以上に降雨が増え、夏は乾燥する。今回発表された新しいシナリオでは、霧、太陽光、湿度、降雨、大気の質について詳細が描かれている。冬は今年のような暖冬が増え、夏は今まで以上に暑い日が増える。

気温はさらに上昇するが、上昇率は冬が高く春は低い。2050年ごろの気温は現在より1度から2.3度高くなる。これが2085年には3.7度まで上昇する。「アムステルダムの冬は今のフランスのボルドーの天気のようになる。」と気象台。
政府はこの気候変動に対処するための準備を行わなければならない。とくに海面より低いオランダでは、水、健康、エネルギー、交通、農業そして自然の管理にこの気候変動を考慮が必要となる。


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