極暑がやってくる、熱中症に注意

金曜日はオランダでも30度を超す暑い日になる。土曜日も同様に気温が上昇することが予測されている。突然の暑さで体が慣れていないと腎臓や脳に負担がかかり健康に不調をきたすことがあるが、これをどうやったら防げるのだろうか。統合生理学教授のマリア・ホプマン氏のアドバイスを紹介する。

部屋を涼しく保つには、まず朝早く窓を開けて涼しい空気を入れる。そのあとは窓とカーテンを閉める。体を冷やすには首の後ろを冷たいタオルで冷やしたり足を水につける。きちんと水分をとるのも重要だ。

集中力がなくなる。これを防ぐには汗をかくのが一番だという。このためには水を飲むのが大切だ。どのくらいの水が必要なのかは人によって違うがだいたい1.5から2リットルが目安で、肉体労働をする場合には3リットル。

さらにホプマン氏によれば、冷房がある場所にいるよりも、逆に外に出て散歩などするほうがいいという。ともかく暑さに体が慣れることが大事らしい。また暑さで食欲がなくなることもあるが、食事を摂るのも大事だという。高齢者は暑くても喉が渇かない場合があるが、それでも水分の補給は忘れてはならない。