ロッテルダム・アート・ウィーク(5月18日〜22日)

オランダの現代アートの中心はロッテルダムと言っても過言ではない。街と同じように、常に変化し伝統にとらわれない新しい試みが行われている。
現代アートのギャラリーが一堂に会する「アート・ロッテルダム」が5月19日から22日まで開催される。このアートフェアを中心に、18日からロッテルダム各地で展覧会やポップアップ展示会などが開催される。

現代アートのフェア(展示販売)ではオランダで最も質が高い「アート・ロッテルダム」は、ユネスコの世界遺産に指定されている「ファン・ネレ・ファブリーク(元タバコ・コーヒー・紅茶工場)」で開催される。約1万㎡の会場には、約100の国内外のギャラリーが現代アートを展示販売する。

同時開催されるのが、
・デザイン・フェア「Object Rotterdam」:ここではデザイン専門ギャラリーや個人のデザイナーが作品を展示販売する。
・写真フェア「Rotterdam Foto」: 独立系フォトグラファーが作品を展示。
・オープン・アトリエ。アーティストのアトリエが集合しているKunst & Complex、Steurなどでアトリエを公開。
・ガレージ・ロッテルダム: 元フォルクスワーゲンのガレージの巨大ギャラリー。ここで「For What It's Worth」展が開催され、8人のアーティストが経済システムを批判的そして詩的に表現するという。

Art Rotterdam