オランダ鉄道、ベルギー行きを止めるよう呼びかけ

ロックダウン中のオランダから隣国ベルギーにショッピングや食事に行く人が増えている。車で行く人もいれば列車を利用する人もいるが、オランダ鉄道(NS)によれば、ベルギー行きの列車は満席。1.5メートルの距離を空けるのは到底無理になっている。満員列車を避けるために次の列車を待つ人でホームも人で溢れている状態だ。

ベルギーではオランダからやってくる人に迷惑気味だ。アントワープのカフェやレストランそしてショップもオランダ人で溢れている。アントワープ州の州知事は、「社会的でない、連帯(責任感)がない、愚かだ」と非難している。
オランダ鉄道は急用でないかぎりベルギー行きを止めるよう呼びかけている。

さてオランダのコロナ感染状況だが、感染者数は減っているものの、現在感染する人のほとんどがオミクロン変異株に感染している。とくにアムステルダム市内での感染率が高い。
ブースターショットの接種はかなりの勢いで進んでおり、今日はすでに1983年と84年生まれの人が予約可能となっている。