アムステルダム市、低所得者にノートパソコンを20ユーロで提供

アムステルダム在住の低所得者で市の割引パスを持っている人は、20ユーロでノートパソコンを入手できる。入手したコンピュータはそのまま保持することもできるし、返却も可能。返却した場合には払った20ユーロを返してもらえる。

明日金曜日、アムステルダムの東地区でフードバンク(低所得者用の食品提供サービス)の隣にデジタル・バンクがオープンする。ここでアムステルダム市民はデジタル支援を受けることができるようになる。機材は企業、個人、そして市が寄贈したもの。中古も新品もある。中古のコンピュータは失業中の若者が修理したものだ。

「アムステルダムのデジタル化は非常に速いスピードで展開している。コロナ禍でスピードは加速した。しかし、インターネットやデジタル化で恩恵を得ている層と、逆にコンピュータやネット接続がないためにデジタル化から取り残されている層とのギャップはさらに広がっている。」と市の担当議員。「サイバーパンク」はアムステルダムの「デジタル自立化」プラットフォームである「サイバースーク」の起案で始まった。

使わなくなったラップトップがある人や企業は、Timorplein 22 in Amsterdam Oost にて寄贈できる。(ただしスペック基準などがあるので詳細は以下のページから)

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