記者会見:飲食店、小売店17時閉店に。

本日19時から行われた記者会見にて、ルッテ首相はコロナ感染拡大による新しい規制を発表した。「感染者は増える一方で医療が逼迫している。軟い規制ではこの拡大は防げないので、思い切った規制を行う。」とコメントしている。また、ワクチン接種者はICUに入る可能性は未接種者に比較し25倍少ないと延べ、ワクチン接種を促している。今回の規制は少なくとも12月19日まで続く。12月14日に再評価が行われる。

■17時閉店
飲食店、生活に必須ではない店舗、美容院などの接触業、スポーツジム、劇場、映画館などは17時に閉店しなければならなくなる。この規制は28日日曜日から実施され、少なくとも12月18日まで続く。この規制により、人と人との接触が25%程度減ると見込まれている。アマチュアスポーツも17時で終了。プロのアート、文化、スポーツ部門での活動は17時以降も許可されるが、観客なし。

■ 20時まで開店
生活に必須であるスーパーマーケットやドラッグストアなどは、20時まで開店が許可される。弁護士、ローンアドバイザー、接触をともなう医療なども、通常の営業時間で営業できる。

■ 学校
学校閉鎖はない。グループ6以上の小学生や中高等学校の生徒は廊下でのマスク着用が義務付けられる。またグループ6以上のすべての生徒と教師は、週に2度コロナウィルスのセルフテストを行う。これまで12歳以上で風邪の症状がある子どもは自宅待機をしなければならなかったが、これが12歳以下の子供にも義務付けられる。

■マスク着用
映画館や人の動きがある屋内で、1.5メートルの距離とマスク着用が義務付けられる。これは着席が必要である飲食店、映画館、劇場などでも必須となる。飲食店では食事の際にはマスクは不要だが、トイレなどに行くときはマスク着用となる。

■在宅勤務
政府は在宅勤務を強く要請。また人の家への訪問にはセルフテストをすることが望まれる。またゲストは最大4人まで。

■ブースター
今年中に高齢者は第3回目(あるいは2回目)のワクチン接種が行われる。