テラス再開などの規制緩和28日まで延期に

21日に予定されていた飲食店のテラス再開や夜間外出禁止令の解除が、4月28日まで延期されそうだ。昨日日曜日にハーグの首相官邸にて、政府、アウトブレイクマネジメント(OMT)、国立衛生環境研究所(RIVM)が話し合った結果である。先週発表された21日からの規制緩和が時期尚早だという判断が根底にある。テラスの再開などのほか、小売店や高等教育機関の再開なども規制緩和計画の一環である。

今回の延期は、コロナウィルス感染状況が規制緩和にはまだ油断を許さない状況であるという医療専門家の指摘によるもの。入院患者数はいまだに増加しており病院が満室状況が続いているという。またICUにコロナ感染者が優先されるために、心臓病やガン患者の手術が延期されているという状態だ。

明日火曜日の夜に記者会見が開かれ、ルッテ首相とデ・ヨング大臣が段階を踏んだ緩和計画について発表する。オランダ国民の大きな関心は、5月休暇にどれだけ規制が緩和されるかということで、これについてはさらに2週間後の発表待ちである。