マウリッツハイス美術館、ギガピクセルのツアー

すでに多くの美術館や博物館は家にいながら作品が鑑賞できるページを公開しているが、フェルメールやレンブラントなど17世紀の巨匠作品で有名なマウリッツハイス美術館(ハーグ)も、ギガピクセル画像で作品やインテリアを見れるページをオープンした。実際に美術館に行って鑑賞するよりももっとはっきりと詳細部分までが見える画像を家にいながら鑑賞できる。また、ロックダウン中に360度カメラを使用し美術館の隅々までを撮影したという館内の様子も、同サイトで見ることができる。

さらに有名なフェルメール作「真珠の耳飾りの少女」など36点は特別に詳細が撮影されており解説もついている。またいくつかの絵画は赤外線画像も同時に見ることが可能だ。実際に見ている絵画の、変更や塗り直しの過程を同時に見ることができる。
サイトはオランダ語と英語。どちらも概要ツアーと自分で見るツアーがあるが、まず概要を見てから、ゆっくりと好きな絵を鑑賞するのがいいかもしれないb。

コロナ第二波で一時美術館は閉鎖していたが、先週から再開しており、予約制で鑑賞可能。アムステルダム国立美術館やゴッホ美術館なども観光客がいないので人の少ない館内でゆっくり鑑賞ができる。しかし、それでもまだコロナが怖いという人はバーチャル鑑賞がおすすめ。

マウリッツハイス・バーチャルツアー