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オランダの海岸、強風と波浪で4人溺死
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日曜日、オランダの沿岸で4人が溺れて亡くなった。事故が起きたのはハーグのザイダーストラント(Zuiderstrand)とストラント・ザイド(Strand Zuid)、ヴァイクアンゼー(Wijk aan Zee)そしてサンドフォールト(Zandvoort)。

ノールドヴァイク、カットヴァイク、スヘーフェニンゲン、フック・ファン・ホラントをつなぐ南ホラント州の沿岸には、すべて赤い旗がたっており、水泳注意地区になっていた。この注意報は、泳ぐとしても水位膝までとなっていて、それ以上の水深では遊泳禁止という意味だ。昨日の午後にはNLアラートという注意報(地域にいる人に携帯で通知)で、強風波浪の危険が通知されていた。

昨夜21:30の救助部隊の発表によれば、日曜日1日で救助したのは167名に及ぶ。このうち37名は生命にかかわるほどの危険な状態であった。赤い旗が立っていたにもかかわらず昨夜は海に入る人が引きも切らなかった。とくに、ヴァイクアアンゼイとハーグの海岸には離岸流が流れ非常に危険な状態だった。この暑さにより、オランダの海岸は人で溢れ、注意報にもかかわらず海で泳ぐ人が多く、救助隊の出動が続いていた。


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全長13メートルのマッコウクジラ、オランダの海岸で発見される
オランダの南部ゼーランド州ドンブルグの海岸で金曜日朝、全長13メートルのクジラが打ち上げられているのが見つかった。ただすでに死亡していた。この巨大クジラはマッコウクジラの雄であると、海岸に駆けつけた動物救急隊が発表した。
このクジラの死因はまだ救命されていないが、専門家によれば、おそらく遊泳ルートを間違ったためらしい。北極海からメスのクジラとともに南に向かう途中で、なんらかの原因で死亡し北海の南に打ち上げられたものと見られる。救急隊によれば、付近の海は浅瀬となっているため座礁した可能性が高いという。

このクジラは海岸にそのままにしておくことはできないため、処分が可能な大きさに切断する予定。この切断作業だけで1日はかかるという。マッコウクジラが浜に打ち上げられるというのは珍しい。オランダでは過去10年間で12頭のみが記録されている。マッコウクジラは哺乳類では最大の動物で、大きい雄では18メートル、体重50トンにもなるという。

1日だけの夏日を楽しむ人で海岸への道路混雑
5週間ものあいだ夏らしい日に恵まれなかったオランダに、やっと今日水曜日夏がやってきた。休みをとってビーチに向かう人で道路は混雑しており、ゼーランド付近では大渋滞を記録している。フリッシンゲンに向かう高速道路A58では午前11時には30キロの渋滞。渋滞はローゼンダールから始まっている。
他にも北オランダ州のビーチへ向かう道路も混雑。とくにエグモントやカストリカムへ向かうN513や、サンドフォールトへ向かうN201も30分以上大渋滞となった。またオランダ北部のワッデン海に浮かぶ島々へ太陽を求めて移動する人も多い。

今日水曜日の気温は25度から29度と8月始まって以来の高さ。今年の夏は7月19日がピークの暑さで25度以上を記録している。しかし気象台によればこの暑さも今日のみで、明日24日からは20度前後の気温に逆戻りする。天候も晴れ間が出たり雨と不安定である。

オランダの海岸、ボランティアによる清掃で12,000キロのゴミ
オランダ北海沿岸の海岸で830人のボランティアが8月1日から1週間清掃活動を行い、約12,000キロのゴミを集めた。昨年の活動での11,500キロをすでに上回っている。ボランティア団体「ビーチ・クリーンアップ・ツアー」によれば、ゴミの多くが沿岸を通る船舶や漁船から出ているという。ゴミは海岸100メートルに平均380個落ちており、そのうち90%がプラスチックごみ。

プラスチックごみでも、特に問題なのが波間を漂ううちに砕けて微小になったもの。 これら微小プラスチックには元々、有害物質が含まれ、しかも石油からできているためPCB(ポリ塩化ビフェニール)などの有害物質を吸着しやすい。これを魚や海鳥が間違えて食べてしまう例が相次ぎ、欧州では北海の養殖場のムール貝、フランス産のカキの身から微小プラスチックが見つかったとの報告も出され、海の生態系を壊し、海産物を通じ人間の健康にも悪影響を与える恐れが指摘されている

海岸の清掃作業は今週の日曜日(8月1まで行われる。ボランティに参加したい人は以下のページから申し込める。http://www.beachcleanuptour.nl/etappes/

オランダの海岸、赤潮発生で遊泳禁止
日曜日午後、南オランダのハーグに近い海岸スヘーフェニンゲンとワッセナーでは、海岸線に沿って赤く輝く線状のものが浮かび、遊泳禁止となった。警察によればこの赤い浮遊物は藻の大量発生による赤潮。藻はすでに死んでおり、沿岸救助隊によれば「強烈な臭いが発生し、そばに近づくだけで気分が悪くなる。」。日曜日の夜にもこの赤潮は観測されたが、本日まだ遊泳禁止令が出されるかは不明。風の強さと方向によるという。

国立水管理局は昨夜赤い物質のサンプルをとり現在分析中で、分析結果は本日中にわかる。一方、国立海洋研究所によれば遊泳禁止令は大げさだという。「藻の色素が酸素と接触することで化学反応を起こし発光しているだけ。ときどき皮膚や気管に炎症をおこすこともあるが、それほど危険ではない。」
赤潮は、まずワッセナーの海岸で発見された。その後スヘーフェニンゲンとカットワイクでも観測されている。スヘーフェニンゲンやワッセナーはオランダでも人気のある海岸である。

週末は海岸に向かう車で渋滞の予想
オランダ交通局は今週末は海岸に向かう車で渋滞すると発表している。週末は気温が上昇し夏日となり、海水浴場に向かう人が多いという。オランダ国内からだけでなく、木曜日はドイツの祭日にあたるためロングウィークエンドを楽しむドイツ人たちもどっと押し寄せる模様。南のゼーランドでは高速道路A58が工事中のため海岸に向かう道は渋滞する。

木曜日は晴れで気温は19−23度。金曜日は27−31度と上昇するが夕方から雨や雷雨も予想されている。土曜日は雨。日曜日からまた晴れるという予想。