和菓子「水無月」

京都発祥の和菓子「水無月」。白いういろうの上面に甘く煮た小豆をのせ、三角形に切り分けたもので、京都では夏越の祓が行われる6月30日に、1年の残り半分の無病息災を祈念してこれを食べる風習があるそうです。
とても好きなお菓子なので、家にあるものでつくってみました。

まずは小豆を炊き大納言かのこ(あんこ)をつくります。

白玉粉(10g)
吉野葛(15g)
小麦粉(35g)
砂糖(70g)
水(90cc)

白玉粉、吉野葛は分量の水を徐々に入れて溶かし、十分に解ければ小麦粉を混ぜ、次に砂糖を混ぜ入れます。
水で濡らした流し箱に先の種の3分の2を流し入れ、強火で15分蒸し、途中で大納言かのこを適当に散らし、残り3分の1の種をその上に流し入れ、さらに15分蒸します。冷めてから三角形に切り、表面にみつを塗って照りを出します。