ハーグのビーチハウス、政府規制を無視し水曜日からオープン?!

オランダのローカル放送局「Omroep West」によれば、ハーグの海岸にあるビーチハウス(海岸にあるレストランやカフェ)の一部が今週の水曜日から店を開けるという。海岸飲食店協会の会長であるトリープ氏が日曜日の午後書簡にて発表した。政府の規定では6月1日から一定の条件のもとで飲食店が再開できることになっている。しかし、ハーグ近郊の海岸の飲食店はこの規制を無視して再開する。同会長は「もうこれ以上の自粛は無理」と述べている。

「コロナウィルス蔓延防止のためにずっとこれまで政府の規制に従い我慢してきた。しかし今週も週末も良い天気が続きそうで、海岸にやってくる人も多い。トイレを一般に開放し、ビーチ用ベッドを数を限定して貸し出す。またテイクアウトの食事も用意する。」店舗の再開に関する規制は各地方自治体が行っている。同氏によれば、フーク・ファン・ホランド(Hoek van Holland)など他のビーチではすでに営業しているところもあるという。

ハーグ市に属するケイクダウン(Kijkduin)やスヘーフェニンゲン(Scheveningen)の海岸には70のビーチハウスがある。「ハーグ市は規則違反でこれらの店に罰金を課すことになる。しかし、営業しないで店が全部倒産したら、罰金は無駄になる。」とトリープ会長は述べている。ハーグ市当局はこの書簡を受け取ったと確認したが、「現時点でコメントは避けたい。」としている。

Omroep West