衣料品用コンテナに普通ごみが混ざり、再生不可能に

古い衣料を回収する収集コンテナが危機に陥っている。この衣料収集コンテナに普通ごみを捨てたり、ひどい場合には化学液体を捨てる人がいるため、衣料を回収している団体は財政危機に見舞われている。通常古い衣料はアフリカなどに送られ再販されるほか、裁断しリサイクルされる。ところが、生ゴミや化学物質などで汚れた衣料は再生不可能なので燃やすしかない。市町村によっては衣料用のコンテナは廃止し、リサイクルショップに持っていくか通常ゴミといっしょに捨てるよう促すところもある。

安い衣料が大量に出回るなか、廃棄も増えている。その上、分別が行われなくなるとゴミが増えるばかり。危機感を覚えたテキスタイルの再生連盟(VHT)は、本日政府のファン・フェルトホーフェン次官に事態の改善を呼びかける書簡を送った。VHTは分別に関する市民の教育を訴えるとともに、自治体のゴミ政策の徹底的見直しを要求している。衣料用コンテナに普通ごみを捨てる人が多いことから、コンテナを開けるための特別なパスを導入したり有料化することも提案に含まれている。

古い衣料を集めている団体大手は、救世軍とシンパニーという慈善団体だが、両者とも将来に見通しがたっていない。両団体は自治体と契約を結び、古い衣料1キロに対し41セントを支払っているが、このままでは売上(リサイクルや再生)が減りコストを回収できないと懸念。現在、約8000万キロのテキスタイルがこういった団体で集められている。