世界幸福度ランキングでオランダ5位に浮上

3月20日に発表された世界幸福度調査「World Happiness Report 2019」の結果で、オランダが世界156各国で5位へ(昨年は11位だった)と上昇した。この調査における幸福度とは、自分の幸福度が0から10のどの段階にあるかを答える世論調査によって得られた数値の平均値。これに加え、この幸福度を、GDPや健康寿命を含む6つの説明変数を用いて分析している。(1)人口あたりGDP、(2)社会的支援(ソーシャルサポート, 困ったときに頼ることができる親戚や友人がいるか)、(3)健康寿命、(4)人生の選択の自由度(人生で何をするかの選択の自由に満足しているか)、(5)寛容さ(過去1か月の間にチャリティ等に寄付をしたことがあるか)、(6)腐敗の認識(不満・悲しみ・怒りの少なさ、社会・政府に腐敗が蔓延していないか)の6つである。

このランキングでトップとなったのはフィンランド。ノルウェー、デンマーク、アイスランド、そしてオランダがこれに続く。寒く暗い冬を過ごさなくてはならなくても、幸福度は高い国々である。

World Happiness Report